高松は昔、岐阜県と並ぶ全国有数の和傘産地で、最盛期には100件近くの製造店があり、大量生産されていました。
大正時代に生産のピークを迎えた絵日傘(高松和傘)ですが、現在は現存していた唯一の職人さんも廃業してしまい、消滅の道をたどっています。
さらに、後継者がいないだけでなく、骨屋や紙屋といった材料の製造者さえいないそうです。
先日、様々な種類や大きさ、柄の和傘を拝見させていただきました。
本当にどれも素敵で魅力的なものばかり。
こんなに素敵なものがなくなっていってしまうと思うと、とてもやるせない気持ちになります。